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​いろいろな木の器

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  もみの木​のうつわ

12センチ角のSPF材(たぶん樅の木)の立方体を対角線を軸として旋盤取り付けて回転させながら挽くとこのようなフォルムができてきます。木口から見た年輪でもなく、板目の年輪でもない不思議な表面の意匠が現れました。

いちょうの木のうつわ

ふと立ち寄った製材所の軒先のような所に厚さ7センチほどのイチョウの木の端材が捨てるように置かれていました。
聞けば、板前さんが使用するイチョウのまな板を切り出した端材とのこと。
​特に使用する予定もないとのことで運よく頂きました。ホームセンターではなかなか手に入らない、私にとっては貴重な材料。一期一会の感を強くしました。

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 ブナの木のうつわ
雨ざらしになっていて少し腐れが入っているブナの端材がありました。でもよく見ると年輪の間に染み入っている色違いのもう一つの年輪のような染みが感じられます。こうなると好奇心でどんな意匠が出てくるのだろうと挽かざるをえなくなりました。

 

コナラのラスティック器

自分では、勝手に縄文人の器と呼んでいます。なんの根拠もないのですが、ろくろなんてなかった遥か昔、木を切り倒し時に玉切りにする必要性が一番高く、それに何等かの方法で窪みをいれて使用するのが一番簡単に発想できるのではないかなどと考ええます。
私はこの形が好きです。コナラがコナラだと主張しているような単純で荒々しい器。
それに木の実を入れて、おつまみ入れにしたらお酒もおいしいんじゃないかな、と。

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けやきのラスティック器

ちょっと乾燥の進んだケヤキの丸太を少し窪ませて彫りました。ケヤキは硬いけれど、一度完成すると陶器のような艶と硬さがあって何に使うか迷うほどです。
​とりあえずは食品衛生法適用の安全な塗料を塗って実用品として使ってみようと思っています。

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​ コナラの木の器

森で伐採した生木のコナラを円形に挽いてみました。円形のはずが2週間ほどで見てわかるほど楕円形に歪んできました。
​しばらくそのままにして接地面をグラインダーで削って座りをよくして出来上がり。淵の歪みは陶器のような味わいがあると人から言われました。

 

  材不明の器

 

近くの木工所から頂いてきた木の塊、何の木か不明とのこと。

​硬くて緻密で表面はとても艶やか。まるで宝石の原石のようだと思いました。削ってオイルを1,2回塗って磨いたら灰色の表面が飴色に変わったのは嬉しい驚きです。

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ゼラニウムの花の器

​長い間、まな板に使っていたイチョウの木をお皿に挽きました年輪の関係で広くスペースがあいた空間に大好きなゼラニウムの花をあつらえました。

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