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PROFILE

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私立工科系大学でエレクトロニクスを学び、卒業後は米軍Spec.,Std等の技術情報を中心に管理提供する企業に約10年勤務後、約1年の北米南米の放浪の旅に出る。
ここで多くの将来にわたる友人や先住民族の文化や伝統、アートに出会い、ぼんやりながらもアートへの関心の礎ができ始める。
その後、16年間の特許法律事務所勤務後、国立工科系大学において産学連携業務及び知的財産管理の教員を務める。
この間に、森林インストラクターの資格を生かし、自然の案内観察指導を行う中で、樹木についても造詣を深める。
退職後、念願の、夢だったウッドクラフトの世界に入り、現在に至る。
いつも、自然の構成員である樹木を外側から観察する発想から、見方を変え、樹木の中はどうなっているのだろうという発想にも変わる。
もっと身の周りの自然を集中して知りたく、観察の対象を絞る。木の内側からのツリーウォッチングと言うところです。
それまで見えなかった物がどんどん見えてくる。
​昔、山々を飛び回っていたころにはわからなかったことが木工旋盤の中で回転する材の中に見えてくるような気がするのです。
​作品のインスピレーションはいつでも森からやってきます。







 
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伐採され、森の中に放置され土に還る運命だった樹木に命が吹き込まれる。荒々しい樹皮をそのまま付けたもコナラの器、その樹皮がついたままの器は「私はコナラ」と言いかけてくるようだ。

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